テキサスで出産した話
長らく更新せず、でしたが、その間に
アメリカで赤子を産みました。
HI-HO!
アメリカでの妊娠も出産も、大変よい経験となりました。
それまでと世界は同じなのに、
世界の景色が違って見えるような、
そんな経験です。
テキサスでの妊娠と出産はのんびりしたものでした。
大都市とはいえ住んでるのは片田舎でして
もちろん日本の医療関係者はいないので
パートナーさんに(めちゃくちゃ)助けられながらの通院+出産でした。
細かい事はいいのでざっと振り返ります。
■妊娠
・初回受診は8週目で心拍確認エコー有り
→日本はもっと早いようですが、急いでも見るもんは変わらん。ということですかね?
・エコーは本当に必要なときにしかない
→日本だと毎回?らしいですが、全部で4回でした。
最後、逆子になってるかも、一応見ましょう、というので
逆子になってなかったら、多分3回だったのでは。
・胎児スクリーニング検査は12週
→医者からこんなのあるよ。気になるようならやってみたら?と紹介され実施。
一応ここでもエコーしたので厳密には全期間通すと5回でしたね。
ここの12週で性別がもう判明してました。早い。
・妊娠期間中の受診内容
→体重・血圧・尿検査、そして胎児さんの心拍確認で終わり。
ドクターには会いますが、「調子どう?質問ある?」で簡単なものでした。
しかも尿検査毎回するのに結果は悪かったときにしか知らされない方式。
むくみは調べられないし、子宮底長も後半にならないと測らなかった・・・。
気になることを受診時までにまとめて、質問するのが常でした。
・体重増加については全く言及されず
日本ではめっちゃ厳しいといわれている体重増加は、ここアメリカでは全く話にも触れられず、淡々と体重測っては何も言われずでした。
と、いうか、初受診当初は「35lb(約15.8kg)増やしましょうね。」と言われました。
ええええええ、いくらなんでも多すぎでは…?!
というわけで(?)私は野菜もご飯もおやつもなんでもかんでも全く制限すること無く、好きなものを食べておりましたが結局増えたのは7〜8キロくらい?なものでした。
妊娠期間中は少しずつ大きくなるお腹におぉ、と思っておりましたが
私は外からみると全然出てなかったらしく、(お腹)小さいね、とよく言われました。
アメリカだったからかもですが、それまで普通に会っていた人には
臨月前に「あれ?!もしかして、妊娠してるの?!」と言われたくらいでした。
(全然気づかなかったらしい)
小さいと言われながらも毎度検診に行ってちゃんと成長していると太鼓判押されると安心したものです。
35週くらいでドクターから初めて「少し小さいかな?」といわれてエコーがありましたが平均数値以内には入っていて、「うまくお腹に隠れてるんだね」と言われました。
■出産
・まさかの直前で横位
→それまで順調だったのですが、37週でまさかの横位に。
逆子扱いとなりまして、帝王切開が突然選択肢として浮上しました。
・予定帝王切開案、浮上
→38週にエコーでみましたが、やはり横位のまま。
ドクターからは、万が一のこともあるから病院に行って僕がお腹の上から回すというのも出来なくはないけど、胎児を負傷させる可能性もあるからオススメはしないよ。自分で体操する分にはかまわないけど…と言われました。
わざわざリスク取って回すのもなぁ、と思ったので切ることに決めて、では2週間後に帝王切開で、という運びとなりました。
・まさかの陣痛からの帝王切開
→予定していた日にちより前に陣痛がきまして、わわわーっと病院に行って、
「まだ横位だけど、こだわるようなら経膣分娩できなくもない。
もしチャレンジして厳しかったら帝王切開するけど、どうする?」
とドクターに言われたものの、予定していて覚悟も決まっていたし、
そもそも陣痛の痛みに耐えられず(病院行ったら既に8センチ開いてた)、
「C-section!!!!(帝王切開!)」と叫んで希望し、すぐさま麻酔。
家でこれは陣痛だ…!と気づいてから3時間ちょっと(病院ついてから1時間ほど)で、
出産しました。
陣痛、まじで痛い。この世の痛みとは思えないくらいでした。
・入院は3泊4日
→帝王切開だったので3泊になりました。経膣分娩の場合は1泊〜2泊。
病院はもちろん全員個室、食事は食べ放題な環境でした。(パートナー氏の分も含む)
最後はステーキかロブスターが選択できるお祝い膳も。大変豪華でした。
投薬もありましたし、3時間おきに授乳するようナースの方が声掛けしてくれます。
アメリカでの生活はパートナーと2人きりだったので家族等の訪問もなく、
静かにゆっくり過ごせました。
退院してからは、もう怒涛のように過ぎる日々ですが、
少しだけ余裕も出てきたので久々の更新でした。
アメリカでの妊娠、出産は全体的にのんびりしており、
ストレス皆無でリラックスできたので本当に良かったです。
現在、賛否両論あるというジーナ式を実践しており、
生後1ヶ月から、夜中は1回起きるだけとなっております。
その話はまた後日。。。
赤子のいる生活は、大変なこともありますが、楽しい日々です。
テキサスの旅の途中で現れた虹の話
広大な土地、テキサスを旅するのは楽しいものです。
海にも娯楽にも食事にもどこへ行くにもサッと行けるカリフォルニアからすると、
一つ一つへの移動距離が長いのでたまに億劫と思う時もありますが、
それもテキサスの良さのひとつということで。
ある日、テキサス州内をロングドライブをしていたら
突然目の前に大きな虹が現れました。
のぺーっとした平野だからこそ虹の輪郭がはっきりくっくり強調されていて
行先の目の前に虹!というだけでなんだか心がポカポカ。
小さな悩みや、日々の心配事のアレコレなど、
全て吹き飛ばされるような大きな大きな虹でした。
進めば進むほどに虹が伸びて、美しい弧になりました。
こうした景色に出会えるのもテキサスドライブの醍醐味です。
Google 新製品発表翌日のUSA Todayの一面の話
昨日、Made by Googleの発表もあり、
各種方面のニュースを賑わせておりましたが、
本日のUSA Todayの一面もすごかった!
いつもなら写真と所狭しと記事がある一面も、
今日ばかりはGoogleさんのロゴだけ!!
潔い…!さすがGoogleさん…。
早くpixel欲しいです…。
オースティンで食べたテキサス型朝食ワッフル
SXSWが開催されるオースティンでの話です。
マリオット系列のホテルの朝食に…
自分で焼くスタイルのテキサス型のワッフルを発見したので作ってみた!!
大きくて大満足!!テキサスサイズやー!
シロップかけて、
「今からエルパソ食べまーす」とか「次はヒューストン食べまーす」とか
ちょっと朝から楽しい気分になりました。
自分で焼くスタイルのワッフルは、
ワクワク感と満足感と達成感があって非常に良いです。
テキサスならではのホテルの朝食の話でした。
オースティンの美味しいラーメン屋の話
テキサスもすっかり秋模様になってまいりました。
とは言え日中38度くらいまで気温上がりますが…。
先日行ったオースティンで、久々に美味しいラーメンに出会いました。
SXSWでオースティンに来られた方で、無性にラーメン食べたくなった方はぜひこちらに行くと良いと思われます!!
8557 Research Blvd Ste 126. Austin, TX 78758
オーナー様が日本人のようで、美味しい…!
細麺!!カツオ系スープ!!
ノーステキサスにこんな美味しいラーメンがあっただろうか、いや、ない。
と言いたいくらいに美味しかったです。
店内は地元の方で多く賑わっておりました。
内装もモダンジャパニーズ的な。
お店に入ったらドリンクとラーメンの注文をし、番号もらって席に案内される仕組みです。
ちなみにつけ麺の汁はものすごく濃ゆくて最後の方はすこしつらくなるかもです。。。
オースティンにはメキシカンが美味しいとか、オバマ大統領も訪れる超人気BBQとかもありますが、わざわざラーメンも乙なものです。
ちなみに、よくよく調べたら、今年2016年3月発表のTime Outの記事で全米で美味しいラーメン屋が発表されてましたが、1位がここのTATSU-YAでした。
LAやSF、NYのお店も並んでおりますが、
それらの都市を凌いでTXが1位とは…!!
オースティン訪れた際にはぜひ。
テキサス発!ロードトリップ中に助かる道の駅の話
9月の連休を使って南へ4〜5時間、サンアントニオとオースティンに行って参りました。
今回、一旦2都市の話は後にして、全米で2番目に大きな州をロードトリップする際に欠かせないお休み処、休憩所、いわば道の駅のようなお店の話をします。
テキサスは本当に広いので、どこに行くにもロングドライブが欠かせません。
そんな時に助かるのが休憩所。
どこにでもあるスタバでも良いのですが、テキサス内を旅するならぜひ立ち寄りたいポイントがあります。
それがBue-ee'sです。とぼけたビーバーが印象的です。
テキサス発祥のお店で、現在テキサス州東側を中心に37店舗あるようです。
ちなみにお店の端っこには、とぼけたビーバー像も。
こちらは簡単に言うと、ガソリンスタンドと大型トイレとスーパーが一緒になった道の駅、です。
カーウォッシュも付いているので高速で汚れた車の洗浄も可能。
ものすごい数のガソリンスタンドと広いパーキングで店内大変賑わっております。
ガソリンスタンドのガス代はかなり良心的なお値段でした!!
無料トイレは、多くの方が利用しているのですがマメに清掃が入っていて綺麗です。
小腹が空いたら肉を中心になんでもござれ。各種取り揃え有りです。
アンガス牛を用いたサンドイッチやタコス、ホットドッグも。
ビーフジャーキーにソーセージ系も種類あります。
簡単なものは店内の中心で作られます。
オーダーは端末から。
スーパー的な要素もあるので普通にクッキーやらピーナツから、大型BBQコンロ(わざわざここで買う人いるのか?)まで取り揃えております。あとはテキサスのお土産的なものも。
広い店内。テキサス土産も。
あとは独自のとぼけたビーバー印のアレコレもかなり充実。トランプ、Tシャツ、マグカップ、なんでもビーバー印がついてます。
しかし…入り口付近に設けられていたこれはギリギリじゃないのか?!
ビーバーポケモn…?ビーバーゲットだぜ!的な…?
単にトイレ利用だけでなく、広々とした店内をうろうろするだけでもリフレッシュになりますので多くの方が賑わう理由もわかります。
高速運転中のリフレッシュスペースとしては大変良く出来たお店でした。
テキサス州(東側)を旅するならぜひ一度は立ち寄りたいポイントであります!!
テキサス発の新食感カスタムサラダ・サンドイッチ(?)のお店の話
テキサスといえば、肉…なのですが、
最近、東京にあるクリスプ・サラダワークスのようなお店を発見してしまった!
テキサスでサラダ!ウレシイ!!ヒャッハー!
その名をBREAD ZEPPELINといいます。
クリスプ・サラダワークスはもともとアメリカのサラダ屋を参考にしているということですが、基本はほぼ同じ。
数あるメニューから基本のサラダとドレッシングを選んで、
店員さんが半月形のナイフで野菜をザグザグ切って、ドレッシングで和える。
…と、ここまでは同じなのです、が!
ここからが一味違います。
見つけたお店はZeppelinという店名にもなっている新しい食べ方(?)を提唱していて、なんとパンの中身をくりぬいたところに、サラダを詰める!というものであります。
実際の写真はこちらっ。
パンは、サラダを選んだり切ったり和えたりする間にこんがり焼かれて、
パンの外側がパリッパリで超おいしい。ナニコレー!!
(パンにサラダを詰めるため、店員さんが端を切り落とし、中身をくり抜きます。)
写真の中身はケールという青汁の元となっている葉物野菜が中心のサラダを選びました。
今回は純粋にサラダだけにしましたが中に、チキン入れてもOK、エビ入れてもOKです。
と、簡単に説明したうえで作業工程を少しご紹介。
基本のフィレッシュ野菜のみなさん
トッピングのみなさん
サラダを選んでいると隣でパンがカリカリに焼き温められる。
手前は20種類くらいあるドレッシングで、店員さんが野菜をチョップした後ボウルで混ぜる。量はこちらがOK!というまで入れてくれる。調整可能。
そして、焼かれて中身を繰り抜かれたパンに詰める!!
包まれて完了!
シールは店名にもなっているZeppelin(飛行船)がかじられてて可愛い。
サラダをパンに詰めたくない人は、そのままボウルで頂くことも可能です。
ちなみに一番上の写真、ケールサラダを詰めたZeppelinは、5ドル程!お手頃っ!
バーガーより全然ヘルシーだし、美味しいっ!
サラダによってはアボカドやビーツをたっぷり使ったサラダもありますし、自分でカスタムも可能です◎
肉ばかりのテキサスには大変ありがたいお店で、発見してからは何度か通っております。
そしてまた通うと思います。それくらい美味しいし手軽。
まだノーステキサスのみの5店舗しか無いのですが、西海岸に出しても絶対相性良いだろうし、これから全米展開を期待したいっ…!
そしたら日本・アジア店舗も出来るかもしれないですね。
店内こんな感じです。