ケールチップスを低温でじっくりと焼き上げる話
青汁の原材料でお馴染みのケールですが、アメリカのスーパーではかなり一般的に売られており、どこでも簡単に入手することができます。ケールは栄養価の高い緑黄色野菜です。
とはいえ、生だと少し苦味があるのも事実…。
しかし、このケールを”チップス”にしてしまうと、野菜嫌いな子供さんもひょいぱくなおやつだとか…!!そしてとても美味しい。
既にたくさんのケールチップスレシピがありますが、ここでは私が料理上手で素敵な奥様から教えていただいました秘伝のレシピを公開です。低温でじっくり焼き上げるというレシピはあまり見たことがないので、いつもと違う作り方にチャレンジしたい方もぜひどうぞ。
◎用意するもの
・オーガニックケール 一束
・塩 ひとつまみ(ふたつまみでも)
・オリーブオイル 大さじ1
・ニュートリショナルイースト 大さじ1
※ニュートリショナルイーストご存じない方は後半で詳しく
◎レシピ
1:オーガニックケールを葉の隅々まできちんと洗う
2:葉の隅々まで水分を良く拭きとる
3:オーブンを250°F/120℃に温める
4:葉を大きめに茎から取る
5:塩、ニュートリショナルイースト、オリーブオイルを入れてよく混ぜる。
※まんべんなくオイルを葉になじませるのがコツですが、オイルのつけすぎ入れ過ぎは禁物です。
※葉の隅々にニュートリショナルが行き渡ると美味しくなります。
6:葉がなるべく重ならないように天板に並べ、温めたオーブンで40分焼く。
焼き上がりは、トングなどで触れた際にパリッ!としていれば完璧です。オーブンのクセもあるので焼き時間を少し伸ばすか、予熱でパリッ!とさせてください。
焼き上がりはこんなです。
ケール一束は結構わさわさとしているのですが、思った以上に焼き上がりは縮みます。ですので工程4の”葉を大きめに取る”もポイントの一つです。
本当に美味しいので焼けたところからもうひょいぱく、ひょいぱく…これは止まりません!!
ニュートリショナルイーストがチーズのような味わいなのでワインにも合うし、ビールにも合うおつまみです。もちろん、子供さんと一緒におやつに食べても構いません。
私がケールチップスを作る際に初めて聞いたのが”ニュートリショナルイースト”でした。糖蜜で発酵させた酵母だそうで、いわゆるパン作りの際のイーストとは異なるようです。形状は下記写真のようなマスタード色の粉末です。ビタミンB群が豊富だと聞きました。
こちらではホールフーズマーケットのナッツや粉モノを好きなだけ買えるコーナーにあります。少量買うぶんにはそんなに高く無いです。
ニュートリショナルイーストを日本でも扱いを始めたナチュラルフード店もあるようなので日本でも作れます。もちろんケールチップスに使うだけでなく、他に使い道もあるようなのでこれから開拓して行こうと思います。
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以前、両親が遊びにきたときにもてなしとして出したら喜ばれました。あまりに気に入ったのか、追加で作ったケールチップスを持って帰っていきました。
ちなみにこちらで市販で売られているケールチップスはあんまり…です。しかも高い…。こんなに手軽で美味しいケールチップスを自分で作らない手はないです。なにより安心して子供さんに食べてもらえるおやつになるのがいいですね。