スーパーボウル、というのは全米で半分くらいが見る(と言われている)番組です。確かに試合中、街はいつもより静かだった気がします。
いわゆるアメフトの頂上決定戦のことでして、今回それが50回目。
アメフトは9月から17回試合をして、成績順で次に進めるかが決まります。
勝ち抜いたチームがこのスーパーボウルの場に登場し、戦い、この年のシーズンが終わります。
今回は、全シーズン中、1敗しかしなかったノースカロライナ・パンサーズと
2014年の2月、シアトル・シーホークスとスーパーボウルで戦い、敗れた実力派のコロラド・ブロンコスでした。
パンサーズの今シーズンは本当に勢いがあり、向かうところ敵なし!というタイプでした。
かたや、ブロンコスは実力派でコツコツ堅実に、というタイプにみえます。
試合は途中からブロンコスに風が吹き、
結果、50回スーパーボウルを制したのはブロンコスでした。
各チームのクオーターバックと呼ばれる、いわゆる「司令塔」がいるのですが
パンサーズは26歳のニュートン、
ブロンコスは38歳のマニング、でした。
マニングはもうベテランさんなのでこれで引退かも?と言われておりまして勝てば有終の美です。
ニュートンは若さがあり、勢いがあり、というところでしたがスーパーボウルの雰囲気に飲み込まれたのか、今までのシーズンの試合の中で一番力が出せなかった試合になったのではとみていて思いました。
こちらは優勝インタビューに応えるマニング。やりきった漢の顔!!カッコ良かった…!
マニングは来シーズンいないかもですが、今後のニュートンに期待です。
…とはいえ、私はダラス・カウボーイズと、シアトル・シーホークスのファンなのですが。
さて、スーパーボウルのお楽しみといえば、ハーフタイムショー!
今年はコールドプレイ、ビヨンセ、ブルーノ・マーズが出演。
最初はコールドプレイで綺麗に見せていたものの、
ブルーノ・マーズが登場して盛り上げたところで、対バン的にビヨンセが登場…!!
これがとってもかっこいい。
コールドプレイが一瞬霞んでしまったようにみえたのは私だけではないはず…。
これまでのスーパーボウルでハーフタイムショーを行った偉大なアーティスト達の映像が流れ、コールドプレイとビヨンセとブルーノ・マーズでフィニッシュ。
今年は昨年のようにゆるキャラなどは一切出ず、ザ・アメリカのエンターテイメント!を見た気がします。
そうそう、初めの国歌斉唱ではレディ・ガガの熱唱でした。
シンプルに国家が心に響き、鳥肌が立つってすごい歌い手さんだなぁ。。。と惚れ惚れ。メイクとジャケットは赤、ネイルは青でアメリカ国旗カラー。
まだご覧でない方はぜひに『レディ・ガガ 国歌斉唱』で検索を。
早くも2016年のシーズンが楽しみ。季節を2回越えないとやってこないから待ち遠しい!!!!
アメフトは本当に総合的に面白いスポーツです。