CA→TXの引っ越しの話の続きです。
ニューメキシコ州のSanta Feという街は、あちらこちらに芸術作品が散りばめられていて本当に素敵な街です。
3日目はこちらのルートです。
初日:ロサンゼルスの住居→パームスプリングス→フェニックス(走行時間7時間半)
2日目:フェニックス→サンタフェ(走行時間7時間半)
3日目:サンタフェ→ルボック(走行時間5時間半弱)
4日目:ルボック→ノーステキサスの新居(走行時間5時間程度)
サンタフェはあまりに素敵な街で、引っ越しは一旦stopして朝から観光しておりました。
Santa Feという街は、Wikiによると現存する都市で2番目に古い街だそうです。
アメリカ建国よりはるか前の1610年に建てられたというアメリカ最古の教会がありました。
これが入り口。さり気なさ過ぎる…。
街には美術館・博物館がギュッとまとまっており、街中にも作品があふれていて街全体がミュージアムのようです。
階段にもデザインが施されている。
街の時計もいちいちオシャレ。
中央のメイン広場は緑がいっぱい。
朝から上手に笛を吹いているひとがいました。
ちなみに、朝ごはんはコヨーテ・カフェの近くで頂いたのですが、
ここもまた美味しくて驚きでした。
これまたWiki調べですが、
フランス料理とイタリア料理を基本としつつ、ニューメキシコとラテンアメリカ、アジアの要素も取り入れている
要はいいとこ取りってところでしょうか。
でも確かにすごくいいところだけ上手に汲み取られて出てきている気がします。
そういえば朝起きたらすごい浮腫んでいたのでどうしたのかと思いましたら、サンタフェの地理に理由がありました。(と、思っています。)
サンタフェは海抜2,130メートルと全米の州都の中で最も高い位置だそうです。
さて、半日ほど観光したところで再びロードトリップへ。
平原に突如現れる謎の隆起を横目に、ぐんぐん進みます。
ぐんぐんと真っ直ぐ一本道をひたすら進む。
運転は交代で行っていたのですがこの頃になると、当時運転初心者だったわたしも車に慣れてきました。
同じスピードで、トラックを追い越すときに気をつけながら、一本道を運転するだけ、ですからね…。
今まで引っ越しの大型トラックと共に走ることが多かったのですが、このルートはやや少なめだった気がします。
テキサスに入る前あたりからは、なにもない土地、だったのですが少しずつ牧場が増えてきました。
道路沿いに柵があるなーと思うと、ふとしたところで「なんちゃら RANCH」という看板がちょこっとあったりして「えー、今まで見てきた土地これ全部牧場だったの?!」と思うこともしばしば。中には売りに出されている牧場もありました。
そしてようやく、テキサス入り!
本当に長かった…といいつつ新居まではまだあるのでアメリカ、そしてテキサスの広さを感じます。
テキサス入ったら広大なトウモロコシ畑と巨大な肥料散布機、たくさんの牛の群れが見える牧場がみえました。
今まで住んでいたカリフォルニアでは見なかった景色。
ロードトリップは非常に楽しかったのですが翌日に新居に到着することはわかっており、これからこの州で新生活を送るのだなぁ、というなんとも言えない気持ちになりました。
少しセンチメンタルになりつつこの日もとけるように眠りにつきました。