Christofle…シルバーカトラリー界の重鎮と言っても過言ではないであろう…。
ずっと憧れはあったものの、その驚くほどの値段の高さにより(一方的に)距離を置かれ、私は指をくわえてお店のディスプレイを常々見ていただけだったのですが、
この度、大変ありがたいことにとても良い状態でChristofleのスターリングシルバー5本を6セット、(30本!)をお譲りいただくことができました。
一番シンプルで飽きのこないパールシリーズです。
さて、この日から始まったのは銀磨き。
使用していたとはいうものの、お譲り頂くまであまり使っていなかったのか全てくすんでおりました。
最初はクロスで一本一本丁寧に磨いていたものの、結構手間と時間がかかる…。
そしてすぐに黒くなるクロス…。ピカピカにはなるんですけどね。
左:磨く前 右:磨いた後
翌日はお湯を沸かし、アルミホイルを敷き、塩を入れて茹でる、というのにトライしてみました。一応綺麗になる…のですが、お湯から上げた後ジワジワ〜と真っ白になるし(ヒャーっ!という気持ちになる)、洗ってもなんだか(気分的に)イマイチなので結局磨きにかけるのであまり効果がなかったような。
あとはシルバー専用のポリッシュをつけて磨く、というのもやりました。
確かにピッカピカになるのですが、ピカピカしすぎて銀特有の月の光感がなくなってしまうのでほどほどにしないと…。
そしてホテルで使用されてるカトラリーの月の光感を出すには毎日毎日使っていかないと出ないものなのですね…。
経年優化といったところでしょうか。
さて、全てクリストフルを一通り磨いた後、今のところは日常で使って気になるようならクロスで磨く、というようにしております。(特に半熟玉子を頂いたときなどはすぐに先が黒くなってしまうので…)
シルバーは手入れが難しいと思われがちですが、
単純に、使用後はすぐに洗って保管する、というだけで全然OKです。
ほぼ毎日使っている限りでは急にくすんできたりすることはありません。
(長期間使わないものについては空気になるべく触れないようにして保管してます。)
シルバーのカトラリーに変えてからは普段の食事が格段に心躍るものになりましたのでずっと大事にしようと思っております。
あと、一生ものを手に入れたことで、この先人生でカトラリーについて悩む時間がなくなったのも収穫です。