アメリカでジーナ式を実践してみる話
赤子が生まれる前から心配していたのが
睡眠時間の不足
この歴史上、母一年生の悩みトップ3に入る悩み事ではないでしょうか。
先人たちの話を聞くに、どうも睡眠が育児の鍵をにぎる様子。
眠くてはパワーが出せず、イライラする、力がでない、おちこむ・・・
とにもかくにも、睡眠時間確保!というのが聞いた話の印象に残りまして
事前の調査により、私はジーナ式と呼ばれる快眠講座の門を叩いてみました。
■ジーナ式
各所方面、賛否両論あるようですが
これはネントレ(ねんねトレーニング)というより
生まれたての赤子に生活リズムをつける、
という表現のほうがしっくりきます。
泣かせっぱなしにするとか、ネガティブ要素だけ先走っているようですが
実際に読み込んで、実践してみると、その素晴らしさが理解できます。
- 作者: ジーナ・フォード,高木千津子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/03/22
- メディア: 単行本
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■ジーナ式を実践
まず、私が実践した記録として
・3泊4日の入院を経て、帰宅した生後4日目からスタート
入院時は、3時間おきに授乳、のスケジュールでした。
1ヶ月間は赤子も私も慣れずに
まったくスケジュール通りには進みませんでしたが
根気よく、根気よく続けていたら
生後1ヶ月で夜中に1回起きるのみ、になりました。
昼夜の区別もわかってきたようすです。
・完全母乳
幸い、よく出るようで、ミルクを追加することなく完母で続けています。
正直面倒だったのと、よく出ていたのでジーナ式が提唱している搾乳はしませんでした。
・遮光カーテン無し
特に遮光カーテンを追加購入することなく、
家に備え付けのブラインドで対応しております。
■ジーナ式の途中経過
・初めて夜通し寝たのは2ヶ月半
ジーナ式を実践してから2ヶ月半にして、初めて夜通し寝てくれました。
そして続いております。
2ヶ月を過ぎた頃から、明らかに夜の睡眠時間が長くなって来たのがわかりました。
4時間半→5時間→6時間→7時間…!
早めに起きてしまうときは、おくるみが剥がれている→移動してしまって戻れない、等が多かったように思います。
結局はそれで目が冷めて授乳の流れに至るのですが、長くて10分もすればコテッと寝てしまうのでお腹が空いてではないな、と分析できました。
・泣く理由が(ある程度)わかってくる
生まれて1ヶ月は何故泣いているのか、全くわからずに絶望するという事が多々ありましたが、
生活リズムがついてくると、おなか空いてる、眠い、の泣きがわかってきます。
時間になると、お腹すいて泣く、とか眠くて泣くというのが理解出来るようになりました。そして赤子も時間になるとむにゃむにゃしてきます。なので泣く前に対処が可能になります。
お腹と眠いで泣き止まなければ、ゲップ、暑い・寒い、オムツ、構ってよ、お腹張ってる、どこか痛い、等。
・いわゆる寝かしつけが必要ない
これは大きな大きなポイントではないでしょうか。
赤子が寝るのに際し、抱っこ、トントン、歌、ゆらゆら、等が必要ないです。
実践してから今は、目が開いていても時間になっておくるみで包んでクリブに置くと、自分で寝ます。(多少寝るのに時間がかかっても、最後は自力で寝る)
始めて1ヶ月はお互いにわからなかったので抱っこしてゆらゆら、も事実行いましたがリズムが掴めた2ヶ月以降、今では全く行ってないです。
ただ、おくるみをきちんと巻いて、クリブに置くだけ、です。
現在の状況としては、部屋に一人、クリブで寝ています。
添い寝、添い乳一切してません。
完全に部屋に赤子一人になるのでベビーモニターを設置して
いつでも別室で様子を見ることが出来るようにしています。
ジーナさんの考え方は、
昼間に最低限の睡眠をとり、一日分の母乳/ミルクを摂取し、
夜間ぐっすり寝てもらう
すると、赤ちゃんもお母さんもハッピー!
という大変理解しやすい考え方です。
本自体は、読みづらいのですが、
考え方を理解して、実践してみると
教科書のようにスルスルと理解できるようになります。
初めて夜通し寝てくれたときは、日々の努力が報われた気分になりました。
日中のスケジュールを崩さないでいると、ジーナさんの本の通りになりました。
スキンシップは日中、起きている時間にたっぷり愛情かけております。
家庭それぞれ事情があるでしょうし、考え方も違うので一概には言えませんが
私はジーナ式を2ヶ月半実践してよかったと思っているので
これからも続けてみようと思います。
また特記事項があった際には記事にしてみます。