日々のつとめ

カエルワナビーがアメリカで日々のいろいろを綴る話

日本で運転したことがない人がカリフォルニアで普通運転免許を取る話 【前編】

日本でも運転したことがない。実家にも物心ついた時から車はなかった。

というかそもそも運転に興味がない、むしろ怖い。出来るなら公共交通機関に頼りたい。

 

そんな状態で運転したくない魂を持ったまま渡米してきましたが、周りからは免許がないというだけで「どうやって生活してるの?!」とネタにされ驚かれる日々。

ネタにされるのはまだ良いのですが、「免許がない生活で楽しいのか」「取らない理由がわからない」等と本人にとっては非常に余計なお世話なプレッシャーをかけられ続け、ようやく取得しようと思ったのが渡米してから3ヶ月目。

※2014年12月末に仮免許を取得しました。

 

免許を取得するには次のツーステップです。

1:仮免許試験を受ける(日本語で受けられるペーパーテスト約40問)

2:実技試験を受ける(10分〜15分くらい教官と共に走る)

 文字で書くと非常に簡単ですね。

 

◎仮免許試験

試験を受けるのにはDMVに行き、料金を支払い、簡単な視力検査をし、指紋を取られ、(日本語の場合は)筆記テスト、という流れです。

 

私は常にパスポートを持ち歩くのが嫌だったので、仮免許テストを受けると同時にカリフォルニアのIDを作りました。免許と同じようなカードですが、Drivers Licenceと書いてあるところがIDと記載されるだけです。

申請必要書類などは過去のIDを取った話で詳しく書きました。

 

 

こちらの仮免は実技試験はなく、ペーパーテストにさえ受かればいいので、擬似問題を解きまくります。今回試験対策に使いましたのは、

 

・日本食スーパーに置いてある暮らしの電話帳の中にある問題集

・インターネット上にあがっている日本語の模擬問題

の2つです。

 

英語でもOKな人はDMVのHP上にも問題が置いてあります。

もし問題を解いていて不明なことがありましたらDMVのHPに載っているDriver Licence Handbookで確認しましょう。人に聞くよりよっぽどわかりやすいですし、確かな情報です。

 

◎テストを受けるとき

基本、立ったままの姿勢で受けます。

英語:PCでその場で正否がわかる

日本語:問題用紙が印刷された紙を渡される

※問題用紙は何パターンかあるので一緒に受けた人とおなじ質問にあたるとは限りません。

個人的には、PCだとその場で正否がわかるようですが、何度も見直しができるので紙で良かったかなと思います。

 

終わったらカウンターに持って行き、採点されます。

・・・・・・どきどきどきどき。

 

再び呼ばれてカウンターに戻ると、何やら手続きが始まりました。

そして渡される紙の束。なんだこれ…?と思って聞いてみました。

 

「あの、私、試験受かったんですか…?」

 

「そうよ、これが仮免許だから、また予約取って実技受けに来て」

 

パァァ━(゚∀゚)━ァァァ!1回で受かることができました。

文章問題+標識問題で約40問程で新規申請の場合は確か6〜7問くらい間違えてもOKのはずです。

もし落ちてしまっても3回まで受けられます。それでもダメだったひとは要再申請。

 

私の場合、仮免許の有効期限は1年でした。

いろいろ聞くと3ヶ月だとか半年だとかありますが、2014年12月に取得した限りでは有効期限は1年です。

これでCAの免許をもつ18歳以上の人が同伴している限り、運転することができます。

 

後編は実地試験です。

 

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DMVは予約して行ったほうが良いです。朝早く行ってもすごく並びます。

 

仮免許取得しただけ(a.k.a テストに受かっただけ)で満足感ありました。

とはいえ運転に対する恐怖心が消えたわけではありません…。