日々のつとめ

カエルワナビーがアメリカで日々のいろいろを綴る話

テキサスで出産した話

長らく更新せず、でしたが、その間に

アメリカで赤子を産みました。

 

f:id:tomokosh:20170113034407j:plain

HI-HO!

 

アメリカでの妊娠も出産も、大変よい経験となりました。

 

それまでと世界は同じなのに、

世界の景色が違って見えるような、

そんな経験です。

 

テキサスでの妊娠と出産はのんびりしたものでした。

大都市とはいえ住んでるのは片田舎でして

もちろん日本の医療関係者はいないので

パートナーさんに(めちゃくちゃ)助けられながらの通院+出産でした。

 

細かい事はいいのでざっと振り返ります。

 

■妊娠

・初回受診は8週目で心拍確認エコー有り

→日本はもっと早いようですが、急いでも見るもんは変わらん。ということですかね?

 

・エコーは本当に必要なときにしかない

→日本だと毎回?らしいですが、全部で4回でした。

最後、逆子になってるかも、一応見ましょう、というので

逆子になってなかったら、多分3回だったのでは。

 

・胎児スクリーニング検査は12週

→医者からこんなのあるよ。気になるようならやってみたら?と紹介され実施。

一応ここでもエコーしたので厳密には全期間通すと5回でしたね。

ここの12週で性別がもう判明してました。早い。

 

・妊娠期間中の受診内容

→体重・血圧・尿検査、そして胎児さんの心拍確認で終わり。

ドクターには会いますが、「調子どう?質問ある?」で簡単なものでした。

しかも尿検査毎回するのに結果は悪かったときにしか知らされない方式。

むくみは調べられないし、子宮底長も後半にならないと測らなかった・・・。

気になることを受診時までにまとめて、質問するのが常でした。

 

・体重増加については全く言及されず

日本ではめっちゃ厳しいといわれている体重増加は、ここアメリカでは全く話にも触れられず、淡々と体重測っては何も言われずでした。

と、いうか、初受診当初は「35lb(約15.8kg)増やしましょうね。」と言われました。

ええええええ、いくらなんでも多すぎでは…?!

 

というわけで(?)私は野菜もご飯もおやつもなんでもかんでも全く制限すること無く、好きなものを食べておりましたが結局増えたのは7〜8キロくらい?なものでした。

 

妊娠期間中は少しずつ大きくなるお腹におぉ、と思っておりましたが

私は外からみると全然出てなかったらしく、(お腹)小さいね、とよく言われました。

アメリカだったからかもですが、それまで普通に会っていた人には

臨月前に「あれ?!もしかして、妊娠してるの?!」と言われたくらいでした。

(全然気づかなかったらしい)

 

小さいと言われながらも毎度検診に行ってちゃんと成長していると太鼓判押されると安心したものです。

35週くらいでドクターから初めて「少し小さいかな?」といわれてエコーがありましたが平均数値以内には入っていて、「うまくお腹に隠れてるんだね」と言われました。

 

■出産

・まさかの直前で横位

→それまで順調だったのですが、37週でまさかの横位に。

逆子扱いとなりまして、帝王切開が突然選択肢として浮上しました。

 

・予定帝王切開案、浮上

→38週にエコーでみましたが、やはり横位のまま。

ドクターからは、万が一のこともあるから病院に行って僕がお腹の上から回すというのも出来なくはないけど、胎児を負傷させる可能性もあるからオススメはしないよ。自分で体操する分にはかまわないけど…と言われました。

わざわざリスク取って回すのもなぁ、と思ったので切ることに決めて、では2週間後に帝王切開で、という運びとなりました。

 

・まさかの陣痛からの帝王切開

→予定していた日にちより前に陣痛がきまして、わわわーっと病院に行って、

「まだ横位だけど、こだわるようなら経膣分娩できなくもない。

もしチャレンジして厳しかったら帝王切開するけど、どうする?」

とドクターに言われたものの、予定していて覚悟も決まっていたし、

そもそも陣痛の痛みに耐えられず(病院行ったら既に8センチ開いてた)、

「C-section!!!!(帝王切開!)」と叫んで希望し、すぐさま麻酔。

家でこれは陣痛だ…!と気づいてから3時間ちょっと(病院ついてから1時間ほど)で、

出産しました。

陣痛、まじで痛い。この世の痛みとは思えないくらいでした。

 

・入院は3泊4日

→帝王切開だったので3泊になりました。経膣分娩の場合は1泊〜2泊。

病院はもちろん全員個室、食事は食べ放題な環境でした。(パートナー氏の分も含む)

最後はステーキかロブスターが選択できるお祝い膳も。大変豪華でした。

投薬もありましたし、3時間おきに授乳するようナースの方が声掛けしてくれます。

アメリカでの生活はパートナーと2人きりだったので家族等の訪問もなく、

静かにゆっくり過ごせました。

 

退院してからは、もう怒涛のように過ぎる日々ですが、

少しだけ余裕も出てきたので久々の更新でした。

アメリカでの妊娠、出産は全体的にのんびりしており、

ストレス皆無でリラックスできたので本当に良かったです。

 

現在、賛否両論あるというジーナ式を実践しており、

生後1ヶ月から、夜中は1回起きるだけとなっております。

その話はまた後日。。。

 

赤子のいる生活は、大変なこともありますが、楽しい日々です。

 

f:id:tomokosh:20170113040824j:plain